EV充電器の特徴

EV充電器設備は大きく分けて「普通充電」と「急速充電」に区別できます。

自宅駐車場・事務所駐車場など車を使わない時間が長い場所に設置する場合は、普通充電設備を設置するケースが多く、場所によってコンセント式や充電ケーブル付きの充電設備があり、設置費用は安くなります。

商業施設や道の駅など移動経路で一時的に車を駐車する場所に設置する場合は、急速充電設備を設置するケースが多く、短時間で多くの電気を供給することが出来ますが、設置費用は高額になります。

EV充電器の用途

EV充電器を設置するうえで普通充電設備と急速充電設備を選択しますが、「基礎充電」・「経路充電」・「目的地充電」の3つの状況に合わせて充電設備を選択します。基礎充電と目的地充電は自宅での充電やホテルやレジャー施設など駐車時間が長くなる場所に普通充電設備が設置されます。出力電力が少なく充電時間を要するため普通充電器は駐車時間が長くなる場所に設置されます。目的地充電は反対に商業施設やコンビニなど駐車時間が短い場所に急速充電器が設置されます。出力電力が多く少ない充電時間で多く充電されるため駐車時間が短くなる場所に設置されます。

出力電力を増やせば増やすほど充電設備の費用が高くなるので、用途に応じて適切なものを選択します。